学童野球 肘など検診 未来の「強肩」守れ

高円宮賜杯第39回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント8月18日の開会式後、選手約1,000人は神宮球場近くの施設で、肘と肩の検診を受けた。

投球障害を防ぐため、今大会から投手は1人1日70球の制限が設けられた。

医師や理学療法士約30人が器具を使ってエコー検査をしたり、選手に腕を伸ばしてもらっての肘の状態を調べたりした。

治療が必要な選手はチーム関係者に医療機関への紹介状が渡された。

検査のまとめ役を当協会の特別顧問でもある群馬県館林市の慶友整形外科病院スポーツ医学センター長の古島弘三医師は「こうした検査で30%~50%の選手に多少なりとも異常が見つかる。指導者の意識の持ち方や練習方法の見直しで、10%程は減らせるはずだ」と話した。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201908/CK2019081902000118.html