勝利第一にしてはいけない

最近よくニュースで耳にする野球の投球制限や日程の問題。

今は甲子園の真っ最中の為、良くも悪くも色々なニュースが取り上げられています。

その中で当協会の特別顧問でもある古島弘三先生が発言している記事をシェアさせていただきます。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM7T5444M7TUTIL034.html

ひじ、肩のケガに詳しい慶友整形外科病院(群馬)の古島弘三医師は「将来を見据えた英断で、他の学校の指導者も見習ったほうがいい。勝利第一にしてはいけない」と述べた。佐々木投手は21日に12回を1人で投げ切り、24日も9回を完封していた。連投について古島医師は「1試合投げて肩、ひじを壊すのではなく、休養が少ないとケガにつながる。本当にケガのリスクを減らすのであれば、もっと球数を抑えたほうがよかった」と話す。

 

日本の現場関係者は「投げさせるべき」「見たかった」などの本音があるが、それは本当に選手の事を思っているのだろうか。。。

メジャーなど海外スポーツに関わっている方やドクターの知見などを参考にして選手の将来性を考えて行けると日本のスポーツ環境も改善されていくのではないか。

是非、日本も指導者だけに限らず大人の皆さんが「スポーツメディカル」と「スポーツコンプライアンス」を知っていただき、選手、子供への見方を変えていければ嬉しいです。

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